
最近、調査団に随行してプノンペン南部のインフラの現場を訪問する機会がありました。完成したばかりのテチョ国際空港(プノンペン新空港)を初めて訪問しました。
プノンペン新空港の建設は、カンボジアの建設業大手Overseas Cambodia Investment Corp (OCIC)とカンボジア民間航空局(SSCA)との共同出資会社により実施されました。新空港は、2600ヘクタールの広さで、総工費約15億ドルとなっています。新空港は、プノンペンの南約30キロメートルの湿地帯を埋め立てて建設されており、A380等の大型旅客機の利用も可能となります。
空港建設工事は、3期に分けて進められており、今回開港するのは第1期部分となります。第1期では1500万人の利用を見込んでいるとしています。なお、第2期で3000万人、第3期まで完成すると4500万人まで対応可能となる計画です。
空港アクセス道路は、まだ一部工事中で通行が制限されているところもありました。国道2号線との交差点の立体交差は完成していました。混んでいなければ、プノンペン中心部から40分ほどで到着可能と見られます。
空港のターミナルビルは、大きな空間を活かした素晴らしい設計です。省エネにも配慮して自然光を取り入れる工夫もされていて、明るくゆったりとした雰囲気です。成田空港のような狭いところにぎっしりと押し込めた混雑感や四角四面の堅い感じがなく、開放感溢れる広々としたターミナルです。安全検査を受ける前の一般区域にも多数のレストランやカフェがあって、ゆったり過ごせます。平日の昼間でしたが、見物客と思われる人々がたくさん来ていました。
飛行機に搭乗したわけではないので、出入国手続きや荷物の扱い等は体験していません。他の方々の情報ですと、自動化された出入国用マシンが不調だったり、スタッフが不慣れだったりしているようです。また、週末の夜は、見物客が殺到して、道路がマヒ状態になったり、配車サービス(グラブ等)が機能しなかったりしたケースもあるようです。空港を利用される方は、当面は時間に余裕を見て早めの到着がお勧めです。
レストランやカフェもたくさんありました

空港中央には大きな仏像が鎮座しています。見物客に人気のようです

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